毛細血管画像解析ソフト CAS

大阪大学との共同研究によって生まれた、
毛細血管画像を3秒で数値化できる世界初の毛細血管解析ソフト。

毛細血管を観察することは、
自分の健康状態を観察すること。

毛細血管を観察する理由

毛細血管は、私たちが普段摂取する栄養や酸素を全身に供給し、余分な老廃物を体外に排出してくれる特別な役割をもつ血管です。
毛細血管は全身の血管のうち95%以上を占め、その長さは10万キロとも言われており、その一部を観察する事で身体の微細な変化を知る事が重要だと考えられております。

CASを使用した
毛細血管分析の流れ

観察の流れ

1.被験者情報の入力・管理

ID情報をいれるとすぐに撮像・撮影が可能になります。あとから詳細な患者情報(氏名、年齢、性別、所見コメントなど)も記入可能なので、次回計測時に確認することができます。

2.動静止画キャプチャ機能

画面右上の「撮像」ボタンをワンクリックするだけで撮像が可能です。「撮像」ボタンを連続クリックすれば連続撮像も可能ですし、撮像ボタンを押せば動画の撮影も可能です。(CASでこれらの操作を行う場合、毛細血管スコープ(別売り)が必要です。)す。簡単操作で過去の情報を呼び出し比較が可能です。

3.自動計測機能

1 枚あたり4 秒ほどで、数値化(ピクセル単位での表示)が可能です。計測された数値を用いることで、非属人的に他の画像との比較が可能となります。

説明動画←クリック

4.リアルタイム2画面比較

2画面比較により経時変化の比較が可能になります。また、前回の毛細血管画像と比較することで、同一個所の撮像が容易になります。

解析の流れ

マニュアル計測

2点間距離を測ることが可能です。長さや太さ、先端の係蹄部など必要に合わせた測定が可能です。

測定結果のCSV出力

IDごとの測定結果が出力可能です。CSVのフォーマットで出力する設計になっております。また、毛細血管画像をお送り頂く事で、受託解析サービスも行っております。

自動数値化アルゴリズム

大阪大学医学系研究科との共同研究による成果により開発しました。毛細血管画像の特徴に合わせた特殊な画像処理アルゴリズムを用いております。従来の二値化の手法では余計な黒い部分を多く残していましたが、現在特許出願済みの新手法(反応拡散方程式)を用いることで非常にきれいに毛細血管の形を抽出することに成功しました。

元画像

従来の画像処理

反応拡散方程式を用いることでこんなにはっきりと表示できるようになりました。

毛細血管×テクノロジーのチカラで、
世界中の人々の健康を見守ります。

私たち、あっと株式会社は世界初の“毛細血管×テクノロジー” を提供するヘルスケア・未病領域のベンチャー企業です。毛細血管の観察、保存、解析、評価という一貫した毛細血管解析システムを提供しています。
いままでの数万人もの毛細血管を観察してきたノウハウと取得した膨大な毛細血管データをもとに、毛細血管そのものや他の現象との関係性を解明するため、最先端の研究者の皆さまと共に日夜研究にも取り組んでいます。
この新たな毛細血管解析を軸に、だれでもいつでも簡単に確認・予防できる世界、“新時代の健康・未病指標” を確立すべく邁進していきます。

毛細血管について

毛細血管解析とは?

毛細血管の長さや太さなどの情報をもとに、被験者の身体の微細な変化をチェックする解析です。
過去には手指の爪床部の毛細血管状態を観察する研究はあったものの、個体差と定量化に課題があり、MRI や眼底検査などで研究や検査として用いられてきました。
それらの検査による従来大きかった毛細血管解析の身体的な負担ゼロを目指し、あっと社では、新たに“指先” を用いることでリアルタイムで痛みナシに、できる“新” 毛細血管解析を開発しました。

▲健康な毛細血管

▲生活習慣が乱れた毛細血管

毛細血管に男女差はあるのか?

右のグラフは毛細血管の長さを性別・年齢との相関(n=150)を調べたものです。女性の毛細血管は男性よりもか短い傾向があり、このように男性の約3分の2 の長さしかないことや、男性はデスクワークの影響か20代から減っている事がわかり、女性はホルモンの影響か30代から減っている事がわかります。
このような年齢における男女差の存在は、数値化できる様になってきたことでわかってきた事であり、今後も新しい毛細血管の研究により解明されていく事が期待されております。

毛細血管ラボ
             
introduction example

医療研究者向け

クリニック・医療関係者の方へ。
こんなお悩みはございませんか?

  • 従来の毛細血管解析機器はとても高価で、患者にとっても高負荷。
    手軽に導入できる非侵襲な毛細血管解析ツールがほしい。
  • 私の研究している症状と相関のあるエビデンスが取れない。
    新規性の高い分野で、全く新しいアプローチを試してみたい。
  • 生活習慣を改善するためにサプリを新しく開発した。
    生活習慣の効果検証にあった解析や効果的な可視化のできるツールがほしい。

あっとの製品を利用することで
この様なメリットが得られます。

指先を用いることで
低負担・低コスト化

指先を用いたあっと社の毛細血管解析は、“非侵襲かつリアルタイム”な解析です。また、毛細血管解析の機能に特化することで低コスト化も実現しております。これらは時間的コストも大幅な短縮するので、副次的に臨床コストの削減にもつながります。

2画面による経時変化の
比較が可能

リアルタイムにその場で可視化できることで、患者自らの行動変容をより簡単に促すことができます。また、2画面比較により経時変化も確認ができるため、通院患者との症状改善にむけたカウンセリングツールとしても機能します。

世界初の毛細血管画像
“自動数値化”機能を搭載。

大阪大学との共同研究で開発に成功した、あっと社独自の画像処理アルゴリズムを使っています。数秒で自動数値化ができ、取得した画像と数値をつかって効果的に結果を検証・可視化できます。(マニュアル計測も可能となっています。)

Comment

先生方からのコメントをご紹介いたします。

久藤総合病院 理事
内科医 女性総合外来 赤澤純代

久藤総合病院 赤澤先生

非侵襲非観血的で毛細血管を観察し、再現性を持って数値化する事は医学の進歩に対して、大変意義のある事です。毛細血管スコープを用いて毛細血管を観察する事で、これまで説明がつきにくかった事等、多くの新しい知見が得られてきております。毛細血管などの非常に細かい部分の領域では、血液と臓器細胞の間で栄養素や酸素、老廃物や二酸化炭素のやり取りがさかんに行われています。このやり取りが微小循環で、これこそが健康維持のポイントなのです。
・著書
『血管の強化書 破れない!詰まらない!澄み切った血液は万病を治す』
『血流美人~温め、流し、排出する この3段階で若返る!』

納入実績

藤田保健衛生大学(愛知県) 東京慈恵会医科大学(形成外科講座)
横浜市立大学医学部(膠原病研究) 東京農工大学
国際医療福祉大学(栃木県) 東京女子医大系列クリニック
大阪府立大学総合科学部 サンスター
国士舘大学ウェルネスリサーチセンター・医療機関など 自治医科大学(内科学講座アレルギー膠原病学部門)(栃木県)
contact

お気軽にお問い合わせ下さい

050-5876-8563

(土日祝を除く9?18時)

メールでのお問い合わせ