2020年1月6日
明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
ヘルスケアの概念は広義となり、人々の人生や幸せの定義が多様化しております。あっと株式会社では、それぞれの方々にあった健康を定義するために、毛細血管からの健康状態の指標化に注力しております。
2015年より研究開発型ベンチャー企業として、大阪大学・慶應義塾大学・理化学研究所などとの共同研究により数千名のデータを取得し、現在データ解析を行っている中で年齢との相関は基本として、下肢筋肉量・血液検査との相関など新知見もデータで示されてきている中、新たにCOI東北(東北大学)への参画もあり、疾病に関する研究も進んできております。
昨年は血管ナビ(iOSアプリ)をリリースし、メンバーは画像処理・AI・データサイエンティスト人材の参画もあり、半数以上がエンジニアの体制となり、事業ドメインをこれまでの健康機器製造販売業からデジタルヘルス情報サービス業へと転換してきております。また、多くのテレビ番組と雑誌にご協力させて頂き、書籍『ゴースト血管をつくらない33のメソッド』(阪大微研高倉教授著)が毎日新聞出版より発行され、自社にて『毛細血管ガイドブック』(高倉教授監修)を発行し、健康における毛細血管の重要性の認知向上、サイエンスとテクノロジーを融合する体制も整ってまいりました。
本年は、これまでの研究成果が論文として公開予定で、これまで水面下で進めてきていた健康食品原料メーカー・製薬企業との連携や薬局での展開を加速度的に進める事や2025年日本国際博覧会に向けた活動も予定しており、SDGsの3 “全ての人に健康と福祉を”という目標を推進するべくエビデンスに基づいたヘルスケア(Evidence-based Healthcare)の構築と毛細血管ラボ社会実装コンソーシアムの活動強化などの取り組みを社会的共創により推進します。これこそが、我々の経営理念である”世界中の人の健康を見守る”という言葉を具現化することになると強く信じています。
今年も、あっと株式会社をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年1月吉日
あっと株式会社
代表取締役 武野 團